穴虫の郷とは

穴虫の郷とは

亀山市の北部辺法寺にある地域の皆さん(六〇会:ろくまるかい)が作り上げた公園です。
「穴虫」の由来は、明治時代当時の辺法寺村にあらわされた字名「穴虫」から来ています。
公園には、ハスの花、アジサイ、しょうぶなど四季を彩る花が楽しめます。 ハスの開花時期には「花蓮祭り」、10月にはアサギマダラが飛来します。
風情ある憩いの場、それが穴虫の郷です。

穴虫の郷で見られる花たち

チューリップ、すみれ、ビオラ、パンジー、桜、あじさい、蓮、八重桜、ズオウ、ヤマブキ、花菖蒲、桐の花、エゴノキ、ネムノキ、コウホネ、菊、藤袴、紅葉、サザンカ、水仙、南天、蝋梅、沈丁花、サンシュウ、モクレン、レンギョウ、ミツマタ、梅 など

※変更となる場合もあります

六○会について

会長挨拶

私たちは、会の結成当初から、地域の3世代が交流することを目的にしていました。
中でも子どもたちが自然や文化に触れる機会を増やすことを考えてきました。近くの水田を借りて稲作を始めたのも、子どもたちに田植えや稲刈り、はさ掛けなどを体験してもらうためです。また、地域に古くから伝わる「亥の子祭り」の継承もその一環です。
春にはサクラ、初夏にはアジサイ、ハス、秋にはフジバカマも花盛りとなる穴虫の郷。
フジバカマの花が咲く10月には、合計400頭のアサギマダラが飛来してくれました。
敷地内の東屋や橋、看板はすべて自分たちで手作りしています。
自然に触れ、地域の人々が集い憩う場にするべく、私たちは活動を続けます。

組織概要

代表者
笠井 年憲
活動地域
亀山市辺法寺周辺
活動目的
定年退職した有志が集まり地域への感謝を表す活動をしています。
・地域住民が憩える場を造る。
・農業集落排水施設のイメージアップと周辺の整備、美化。
・植栽、施設整備。イベントの開催
活動内容
【穴虫の郷】の運営、花の植込み、周辺の掃除、椎茸の栽培など

亥の子祭りについて

亥の子祭は古くから中学生以下の子どものみで運営してきましたが、時代の変化による参加者の低学年化で運営が難しくなりました。子ども育成会、自治会、六○会、亥の子保存会が協力して実施しています。
亥の子祭は豊作を感謝する祭です。これに使う藁は子どもたち自身が田植え・稲刈りをしています。
祭に使う『亥の子(藁の棒)』を作る時に、亥の子搗き(いのこつき)の練習や餅つき大会をしています。